我々の研究室でペプチド設計に頻用しているファージ提示法を開発したミズーリ大学のG.P.Smith先生が2018年のノーベル化学賞を受賞されました。他にタンパク質研究で著名なF.H.Arnold先生、G.P.Winter先生も同時受賞です。
https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2018/press-release/
ファージライブラリーは現在はNEBなどから入手できますが(M13系)、当時はSmith研から提供されたものしかなく、我々の研究はSmith研が作製したfdファージを使って始まりました。ファージ提示法の説明はココをご覧ください。