Avian Influenza Virus Detection by Optimized Peptide Termination on a Boron-Doped Diamond Electrode
トリ由来のインフルエンザウイルス(avian virus)の高感度検出をペプチドをBDDに固定化したセンサーで可能にしました(Feb 20, 2020 online)。京都府立医科大学との共同研究です。
検出可能となったトリウイルスの亜型はH5N3, H7N1, and H9N2です。限界(LOD, limit of detection)は1 pfu以下で、高感度を実現しました。ペプチドの固定化密度を最適化すること、またペプチドを4量体にすることで検出が可能になりました。
ヒトのH1およびH3亜型(H1N1, H3N2)の検出も前回のPNAS(2016)と比較し、数倍感度が向上しました(LODは1 pfu以下)。